今回は前にお話した和気あいあいの「和気」の反対「殺気」のお話です。
「殺気」とは読んで字のごとく、物事を突き刺して殺してしまうような
生命力を弱める気のこと。
形でいうと先端が尖っているもの。
急に指を指されるとはっと身構えてしまいますよね。これも殺気。
指の先からでさえ尖った気がでているです。
シャープ過ぎるテーブルの角、タンスの角、天井の梁、出しっぱなしの包丁など
お部屋の中にはいろんな殺気があります。
素材で言うと金属やガラスなど冷たさを感じさせるもの。
コンクリートの打ちっぱなしの様に殺伐とした感じのものもこれに当たります。
インテリア的にはすごくクールでかっこいいけど、
長時間滞在すると元気ややる気がなくなってしまう部屋ってありますよね。
また色でいうとグレーや黒。
ポイントの引き締めカラーに使うのは良いのですが、
あまり広範囲に使うと行動力や生命力が弱くなるので要注意です。
他には剥製のオブジェ、トゲのあるサボテン、暗い感じのアンティークの
家具も殺気に当たります。
もしお部屋がコンクリート打ちっぱなしの壁だったら、
暖色系の色味を増やしたり、ふかふかしたラグや
暖かみのある布素材を増やしたり・・・。
前にこのブログでも書いた「和気」と「殺気」のバランスに気をつけながら、
居心地もよくてオシャレなお部屋作りができるといいですね☆